日本では4月から入学や入社など、いろいろのことが一度に始まります。

始めるということは、人々の生活に新しい変化をもたらします。ひとつひとつの変化はストレスとなり、短期間に人は多くのストレスにさらされます。そのストレスによる症状が1〜2ヶ月後に現れ「五月病」といわれるようになったのではないでしょうか。受験戦争を戦い抜いた新入生が5月ごろから何ともいえない空虚感を感じ、無気力状態に陥ったり、最近では研修後の新入社員が配属先で同じような症状を訴えるケースもあります。

  「五月病」にかかったら、できるだけ早く専門医に診てもらい、カウンセリングや薬によって、自分のストレスを取り除いていくことが大切です。

院長 田中修一