ボールペンで書いた間違いを無理に消しゴムで消そうとすると紙まで破ってしまい腹が立つことがあります。

嫌なことをこのボールペンの間違いと同じだと考えてみてください。心に残る嫌なことは忘れようとすればするほど、かえって思い出して余計に頭から離れなくなることが多々あります。

ボールペンの間違いを修正液で直すように、嫌なことも消そうとするのではなく元から塗り直してみたり、全く別の楽しいことを積極的に頭に描いてみる。するといつの間にか、何が嫌だったのか忘れてしまうのではないでしょうか。

院長 田中修一