例えば車の運転中に赤信号にひっかかったとします。これはいつも起こる当たり前のことです。しかし、時間に追われているかどうかで腹の立つこともあれば全く気にならない場合もあります。

つまり同じささいなことでも、心に余裕があるかないかで全然受け止め方が違ってくるのです。

何かの病気による影響も考えられますが、精神的な疲れから心に余裕がなくなっていることが多いと思われます。ですから「ささいなことに腹を立てる」ことを困ったことと思わないで、今の生活にストレスを感じ、心の余裕を失っている自分へのシグナル(赤信号)と考えてはいかがでしょうか。

院長 田中修一